銀河英雄伝説 VOL.14 怒涛篇 下 (徳間デュアル文庫 た 1-17)
銀河英雄伝説 VOL.14 怒涛篇 下 (徳間デュアル文庫 た 1-17) / 感想・レビュー
浮草
裏でチョロチョロするものの裏にもまだ影がある。民主主義の軍隊の有りようを説くヤン。ビュコック爺様の臣下ではなく友を得るのが民主主義という辞世も、友を失ったラインハルトにとっては刺さるんだろうな。ラインハルトの弱点が姉であることを皆が知っていることを放置しておくのもどうなんだ?色々裏も表もうごめいている。
2022/02/23
カモミール
人格者のビュコック元帥が戦死してしまいました。ラインハルト率いる銀河帝国軍に「老人め、やる!」と言わしめ、臣下になるよう誘われますがビュコックはきっぱり断ります。「ヤン・ウェンリーも、あなたの友人にはなれるが、やはり臣下にはなれん。」「何故なら民主主義とは対等の友人を作る思想であって、主従を作る思想ではないからだ」「民主主義に乾杯!」と照れ臭げな表情を残し、艦隊に集中攻撃を受け宇宙に消えてしまいます。敵だらけのヤン・ウェンリーをいつも温かく・力強く見守ってくれたビュコック元帥、さようなら。
2013/03/12
k16
20121117読了。 やはりビュコックとラインハルトの会話とか、ビュコックの最後のシーンは泣ける。 そのシーンである口絵もよかった。 あとはロイエンタール周辺が今後どうなるのか・・つづく
2012/11/17
ユイ
表紙は猪突猛進なビッテンフェルト。この人どちらかというと、同盟側の性格してますよね。口絵はビュコック爺さんとチュン・ウー・チェン。戦いつつなおかつ損害は少なくとハンデだらけの戦いをよくやったよ。数少ない同盟のまともな人がまた一人…。巻末インタビューは兵器について。ゼッフル粒子はそのためでしたか。
2013/10/21
かやの
「ロイエンタール」と「首席幕僚」という言葉の結びつきが、今後の展開を知っているだけになんだか特別な響きを感じさせる。
2010/04/06
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