脳とサムシンググレート (5次元文庫マージナル 2)
脳とサムシンググレート (5次元文庫マージナル 2) / 感想・レビュー
Gotoran
サイエンスライターの竹内氏が取り纏め役、「サムシンググレート」の村上氏、「唯脳論」の養老氏、「クオリア」の茂木氏が集い、各々専門の立場から偽善でなく本音で語った対談集と、後日、竹内氏が各々3者に個別で行ったインタビューの記録。話題は、脳と心と遺伝と宗教について。特に、養老氏へのインタビュー(多様性のサイエンスー脳+自然+都市の論理)が興味を惹いた。切れ味鋭い養老節炸裂!久し振りに養老氏の著書が読んでみたくなった。また、竹内氏著書(「99.9%は仮説」)も再読したくなった(読メには未アップ)。
2011/12/21
takakomama
養老孟司さん、村上和雄さん、茂木健一郎さんが語ったシンポジウムと、司会の竹内さんが、後日3氏に個別インタビューした記録。それぞれの立場で、三者三様の視点と考え方でした。科学者の村上和雄さんが、現代科学・現代医学では理解できないサムシンググレートを感じていることが興味深いです。茂木さんのクオリアの話は抽象的、養老さんの話は生活に密着してて具体的でわかりやすいです。
2022/02/05
bittersweet symphony
徳間書店の疑似科学/トンデモ本専門シリーズ5次元文庫から「マージナル」と名づけてファイン・サイエンス寄りのサブシリーズが始まりました。この逆説感を故意にやっているとしたら大したものですね(天然でやっているとしたらもっとすごいですが)。原著は00年発売、前年99年に開催された竹内薫(1960-)さん司会による村上和雄(1936-)、茂木健一郎(1962-)、養老孟司(1937-)三氏を招いてのシンポジウムに、三氏それぞれへの竹内さんによるインタビューを添付した形の本です。
2009/12/12
むちれお
茂木さん、養老さん、村上さん三者三様で面白かった。クオリアという概念はなかなか難しいね。
2017/03/04
hiramee
後半どんどん面白くなって夢中で読んだ。
2010/01/05
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