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終わり方の美学: 戦後ニッポン論考集 (徳間文庫カレッジ み 2-1)

終わり方の美学: 戦後ニッポン論考集 (徳間文庫カレッジ み 2-1)

終わり方の美学: 戦後ニッポン論考集 (徳間文庫カレッジ み 2-1)

作家
三島由紀夫
出版社
徳間書店
発売日
2015-10-09
ISBN
9784199070433
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終わり方の美学: 戦後ニッポン論考集 (徳間文庫カレッジ み 2-1) / 感想・レビュー

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双海(ふたみ)

電車の中と試験前の休み時間に読みました。本書に収録されている文章の約半数は以前どこかで読んだことのあるものでした。懐かしいですね。そして、本書のカバー写真!三島邸のロココ調広間の暖炉まえで撮影されたものだそうです。若き巨匠の自負と風格が伝わってくるようです。

2016/01/13

やす

ちょっと難しくて合わなかった。一つだけ自殺した歌舞伎役者の話が分かりやすく、芸は平凡であったが目は一流。いろいろ煮え湯を飲まされたが最後に死をもって表現することで芸を超えた。芸とは死なずに表現することであり死によって表される観念を超えることはできない。葉隠などの武士道では役者は卑屈なものとして扱われているが、これは死なないことを前提としており、武士道とは相容れないからである。三島さんも死を持って表現してしまったが、戦後思想教育を受けた我々にはその表現は見えない。見えないことは三島さんにも分かっていただろう

2017/08/19

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