ルー=ガルー ―忌避すべき狼 (2) (リュウコミックス)
ルー=ガルー ―忌避すべき狼 (2) (リュウコミックス) / 感想・レビュー
十六夜(いざよい)
14歳の主人公、牧野葉月が所属する“学校”では新児童保護法による管理が行われる最新の教育施設だが、その周辺で奇妙な殺人事件が起こり始める。次第にその渦中に巻き込まれてゆく葉月だが…。寡黙でありながら存在感溢れる歩未が突如牧野たちから距離を置こうとする。彼女には何やら秘密があるようだ。管理下の少女たちと、端末を持たない無戸籍組との溝も深そうだ。
2016/04/13
yucchi
どうやら闘うべき相手はあいつらのようだ。
2015/05/16
APIRU
前巻もそうでしたが今回もオリジナルの設定が幅を利かせています。来生律子が早くから出てきたり、麗猫のお仲間が登場したりするのは、どこか原作『2』を彷彿させて面白いと思います。形状認識異常。「人の見ている世界は一人ひとり皆違う」 『姑獲鳥』の頃からのその金科玉条は、未来であろうと同じこと。そして「塔」の示す惨劇が現実になっていく。「月」があらわすのは不安と迷い。
2017/11/03
誰パンダ
やっぱアニオタは犯罪者予備軍ですね。九龍地区的な何か。警察が連続殺人を利用して違法移民を一掃したいみたいた話。「箱庭で野生ごっこをしている君なんかに 僕らのことをとやかくなんていわせない」管理社会で生かされてる人間もそれはそれでつらいんだという文脈だけど、個人的には「箱庭で野生ごっこ」という単語がハードボイルドの本質を突いているような気がしてよかった。
2017/01/10
マリオネット・ブックマーク
なんか矢部さん不憫やねぇ、と思った二巻。体制側の子供たち。ゴーストの人々。そして大人たちの思惑が入り乱れて、頭の中がこんがらがりそうだけど、まぁいいや。
2013/08/08
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