あさりよしとお短篇集 毒入り錠剤篇 (リュウコミックス)
あさりよしとお短篇集 毒入り錠剤篇 (リュウコミックス) / 感想・レビュー
honeyDoi
ゲームに関しては王様の裸を指摘する子供の如き毒気があったが、後半は作中でも自覚しているとおり暴露話風。テレビの性質について触れている箇所があるが、作者も同じようなロジックとメソッドを使ってこの本を仕上げているというメタ構造が実は一番毒々しい。
2010/10/30
nekosuke
いろんな業界の重箱の隅を、あさり氏視線で書き下ろしてほしい。時代が下って読んでもおもしろい。
2012/10/21
烟々羅
「重箱の隅」アニメ編が、読み進めるほどにシステム・エンジニア業界に似てて辛かったよー。
2011/12/04
印度 洋一郎
何と言っても、「重箱の隅」。ゲームとアニメの業界の構造的な問題点をガチで暴いたコミックエッセイ(?)であり、描かれたのは90年代中頃だが、多分今もあんまり変わっていない。現役のマンガ家がここまで描くのは、なかなか勇気のいることだろう。アニメが好きな人間には目を背けたくなるような内容であり、作者自身の強烈な憤りを感じる。話が最終的には日本人論に行ってしまうのは、絶望というか諦念というか・・・。この他、"狂ったセーラームーン"である「Let's go うなぎちゃん」、泣けるヒーローもの「橋の下の超人」など。
2011/06/25
syam
重箱の隅なつかしい。でも、アニメ編に書いてあったあたりは今でも全く状況変わってないんだろうな。
2010/05/04
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