Oじいさんのチェロ (あかね・新えほんシリーズ 8)
Oじいさんのチェロ (あかね・新えほんシリーズ 8) / 感想・レビュー
紫 綺
戦争の街に暮らす女こども、老人。いつものO(オー)と怒鳴り怒っていたおじいさんが、爆撃を受けた街の中心で素敵なチェロの響きを聴かせてくれた。その演奏に人びとは癒された。ところが…。音楽は戦争を駆逐する平和の武器となるんだな。
2023/08/20
gtn
芸術は政治に優る。至高の芸術は、恣意が入り込む余地がないから。確実に千差万別の人の心を掴むから。
2022/11/11
わむう
戦争の話とは知らずに読みました。苦手だと思っていたOじいさんのチェロとハーモニカに爆撃を受けた町の人が励まされる。「音楽があればわたしたちはがんばれる」という女の子のセリフにジーンときました。どんなことは起こっても文化は消えないし残そうとする人間の強さに感動。
2016/05/20
紅花
戦争の中で感じる女の子の素直な気持ち。様々な勘定。直球で悲惨さを訴えるのではなく、今の子供にはこのぐらいが受け入れやすいと思う。
2016/03/10
mntmt
音楽は何のためにあるのか、考えさせられます。
2020/05/01
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