KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ぼうしをかぶったオニの子

ぼうしをかぶったオニの子

ぼうしをかぶったオニの子

作家
川崎洋
飯野和好
出版社
あかね書房
発売日
2008-07-25
ISBN
9784251032560
amazonで購入する

ぼうしをかぶったオニの子 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヒラP@ehon.gohon

5つの短編が、それぞれに不思議な世界に連れて行ってくれました。 オニだけど、とても優しくて、心ゆたかな子どもの物語なので、オニだということを忘れてしまいそうでした。 第2話で、夕焼けを宝物だと理解したオニの子に、物欲がないことに、主人公の自然な生き方の象徴を見たような気がしました。

2023/02/19

さくらもち

普通の男の子に見えるように帽子をきっちりかぶったオニの子の、小さな5つの旅。オニの子の心は素直で透明で、それ故に少し哀しい。ハッと目をみはるような美しい描写や、ギョッとして笑っちゃうようなできごともあり、作者の川崎洋さんはやはり詩人なんだなと感心。小学校低学年位から、ゆっくりした気持ちで読んでほしい本。

2013/09/20

おはなし会 芽ぶっく 

教育出版国語 2年生 【平成27年度教科書著者紹介本 令和2年度教科書著者紹介本】 『 かくれんぼとカカシ / ワニのおじいさんのたからもの / 百さいのけむし / ふしぎなでんわ / タオルの海 』

2015/06/19

ナハチガル

あまり登録されてない良い本を見つけるとうれしい。人にすすめたくなります。再発で、教科書にものっていたみたいですね。5本の連作短編集。B、A+、A+、C、A+。飯野さんの絵は好きなので、それにしては書き込みがあまりないのが残念でしたが、語り口は一級品。作者が詩人と知って納得。A+をつけた三作はどれも高水準で、読み終わった瞬間、何かこみ上げるものがある。それは何かと説明しようとするとどうしても野暮になってしまう、それはなぜかというと、作者と暗黙のうちにその何かを共有できているという確信があるからだ。A++。

2015/06/20

頼ちゃん

2番目のお話が2年生の教科書にのっているので、それ以外のお話を読み聞かせ。

2015/10/14

感想・レビューをもっと見る