いたずらラッコのロッコ (日本の創作児童文学選)
いたずらラッコのロッコ (日本の創作児童文学選) / 感想・レビュー
ochatomo
挿絵目的で手にとり、お話に惚れてしまった! 北海道の北、千島付近に昔は群れを成して棲んでいたというラッコが日本の水族館に初お目見えしたのは1982年、お話が書かれた1968年に長新太さんはどのように調べて描かれたのだろうか? とても愛らしくて昆布を巻いた寝姿にキュンとする♪ 神沢利子さんは幼時に樺太にいたとはいえ、見たことがないラッコのわくわくする生活を想像で生み出して、読者をはらはらさせるのだから凄いとしか言いようがない MOE2019年1月号で94歳のお元気な姿を拝見できる 元本1968年 1993刊
2019/02/15
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
☆6.0 確か小学校何年生だったかの課題図書だったのだが 何故か本のタイトルは印象的で覚えていたが内容はイメージしか浮かばない。余程「いたずらラッコのロッコ」という言葉の語呂が気にいったのであろう、この年になっても何かの拍子例えば、うちの犬がいたずらをした時などに、つい、「このいたずらラッコのロッコめ、いたずらしちゃ駄目でしょ!」という風にタイトルが口をついて出てきてしまうという、私にとっての不思議本であった。およそ50年ぶりに開けた内容とうっすらとした記憶のイメージとの違いにびっくり。感想続く→→
2020/10/20
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
挿絵はカラーだったと思っていたが殆ど白黒、数頁カラーのモノがあるだけだし短い話(幼児向けの絵本)をイメージしてたが14もの小編からなる157頁の意外と厚さもある立派な本だった。まあ小学生といえども課題図書になる本だものなあ。そりゃ幼児向け絵本では駄目だろう。ロッコだけでなくレッコやダッコなんて名前のラッコまで登場してくる。 50年前、自分はどんな気持ちでこの本を読みどんな感想文を書いたのだろうか。まさか50年後に読み直している自分がいるなんて夢にも思ってもいないだろう。
2020/10/20
おはなし会 芽ぶっく
3年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】 神沢利子さんのおはなしが14話。「怖い話ある?」と聞いてた男の子に主に紹介。『 いたずらラッコとおなべの星 / ゆうれい船 / ボールおくり / なきだしたゆうれい船 / ざぶーん どたり / イルカまつりのはじまり-おじいさんの話- / イルカまつり / ひゅうひゅうどっこのうた / 海のランプ / 蒼いランプとラッコのむすめ-おじいさんの話- / タカラさがし / 大男のくれたニジ / うたうパイプ-おじいさんの話- / 大男雪ふらせ 』
2023/07/06
ねこ
よかった。ラッコの世界に移してあるけれど、ここにはそっくりそのまま子どもの世界がある。図書館本で、奥付には2003年12月55刷。納得です。
2022/07/07
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