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王子のきつね (古典と新作らくご絵本)

王子のきつね (古典と新作らくご絵本)

王子のきつね (古典と新作らくご絵本)

作家
柳家三三
原マスミ
ばば けんいち
出版社
あかね書房
発売日
2016-01-20
ISBN
9784251095046
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王子のきつね (古典と新作らくご絵本) / 感想・レビュー

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ケイ

今日発売の落語絵本。4人の人気落語家が文を担当しており、4冊本屋にあったが、今若手の古典落語と言えばこの人しかない。さて、子ども向けだから絵で想像すべく語りは少ないので、落語のようなリズムで読むのはちと難しい。が、さすがにサゲまでうまく出来てましたね。笑いました。人間を騙そうと街に出たキツネは、さあ、人間を騙せるのか。キツネものでも、ごんぎつねとは随分と毛色が違うようで(笑)

2016/01/16

Kumiko

よしもとばななさんの装丁などで見かけたことのある原マスミさんの絵。ばななさんの小説にすごくマッチする、静謐な絵…と思ってたのに、一たび作品が変わるとこんなにも雰囲気が変わるのか!おどろおどろしい感じが出ていて、面白かったです。もとは有名な落語の話なんですね(レビューを見て初めて知った)。どうしてこの話でタイトルが「王子のきつね」なのか無学な私はさっぱり分からず。博学の方、どなたか教えて下さい。

2016/10/09

たまきら

表紙がマドンナのようですが、タイトルをよく見てください。あの落語で有名な話です。オタマさんにはキツネが化かす、という感覚がまだないのでいまいちぴんと来なかった模様。残念。

2016/03/06

ヒラP@ehon.gohon

狐が人を化かす話とタイトルの関係がわかると、お話の面白さも膨らんで来ました。 東京北区は王子稲荷神社のお稲荷さま。 お稲荷さまが人を化かすとは思いもしなかったのですが、確かに狐です。 人をだますつもりが、逆にだまされてしまった母親狐、人を信じられなくなってしまいました。 とてものどかな絵なので、現在の王子周辺の町並みとのギャップが、不思議でした。

2016/05/18

Lesen

狐が人に化ける所を見た人間は逆に狐を騙そうと。人に化ける箇所の絵がシュールすぎて怖い。オチも楽しい。狐も子を思う母親だね。表紙の絵の簪がドングリ(笑)なんで王子なのかと思っていたけれど、解説で分かりました。王子稲荷神社周辺で繰り広げられているからなんですね。

2019/03/26

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