だんご屋政談 (古典と新作らくご絵本)
だんご屋政談 (古典と新作らくご絵本) / 感想・レビュー
Gummo
古典と新作らくご絵本シリーズ第9弾。古典落語「初天神」を元にした新作落語。親子の睦まじさを感じさせるオチがいい。絵を切り貼りした手法も面白い。
2017/03/25
たまきら
落語系の絵本は結構好きで読んでくれるんですが、この本はなぜか受けませんでした。結構かわいいと思うんだけどなあ。先日唐茄子屋政談がいかにこのあたりの話であるかを熱く話したら、あきれられました。
2019/11/10
ゆーかり
春風亭一之輔による新作落語。お祭りで欲しいものを買って貰えないいたずらっ子のきんぼう。やんちゃなきんぼうも大岡裁きにかかると…。ふふ、良かったね。シャドウアートかデコパージュのように重ねて貼り付けた立体的な絵で、浮き出てるようにも見えて面白い(江戸時代に親しまれた立版古という手法だそうです)。
2019/08/09
遠い日
石井聖岳さんの絵が凝っていて印象的。コラージュより立体的に見えるのが不思議で楽しみながら読んだ。あとがきによれば江戸時代に親しまれた「立版古手法」という方法で、描いた絵を切り取って半立体に画面構成するやり方で、ベープサートのような効果。登場するいたずら小憎が金坊で、落語の「初天神」を思い出していると、そこから想を得たらしいことにも触れている。とんでもない悪ガキでも、おとっつぁんが大好きなのだ。親と子の情がしみじみ通う温かな噺。
2017/03/10
ヒラP@ehon.gohon
まずは、立体感のある不思議な手法で描かれた絵が印象的です。 お話は「初天神」に人情味を加えた短縮版。 「初天神」の親子の掛け合いが好きな人には、あっけない展開に物足りなさを感じるかもしれませんが、大岡越前の役どころがユーモアで、面白いと思います。
2017/04/30
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