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にだんべっど

にだんべっど

にだんべっど

作家
斉藤倫
うきまる
五十嵐大介
出版社
あかね書房
発売日
2022-10-20
ISBN
9784251099617
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にだんべっど / 感想・レビュー

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アキ

斎藤倫・うさまる作。お兄ちゃんが上で、妹のわたしが下。夜になるといつしか幽霊の国に来ていた。お兄ちゃんが布団をかぶって助けてくれた。別の晩、ジャングルにいた。ベッドは木の上、吹き飛ばされそうになったのを犬のふさおが助けてくれた。別の晩、船が難破して、ベッドが橇になって北極を疾走した。私の涙も凍って吹き飛んだ。お兄ちゃんが入院した。二段ベッドの上に寝てみた。そしたら天井が開いて、三段、四段、十段、百段ベッドになって、窓からお兄ちゃんの病室に飛び込んだ。躍動感あふれる想像の世界。二段ベッドはどこにでも行ける。

2023/03/10

seacalf

手を伸ばさずにはいられない斉藤倫さんとうきまるさんの合作絵本。眠る間際の二段ベットが楽しいお話のきっかけ。見るだけでも心浮き立つ大冒険の世界へといざなう。のびやかな想像力、兄のさりげない優しさ、斉藤倫さんの言葉のこころよさ、身近に感じるきらめきを掬いあげてくれる今回も良い仕上がり。この年頃ならではの兄妹のぴったりした距離感もいい。最後のびっくりする展開に思わずにっこり。二段ベットで寝た経験がある人も、そうじゃない人も幼い頃に想像した空想世界での冒険を思い出すのではないだろうか。今回も楽しい絵本だった。

2022/11/19

MI

2段ベットの上がお兄ちゃんで下が私。兄妹の寝る前の会話から発想を飛ばし、冒険が始まる。上にのぼりたい妹、まだお前には上はまだ早い!!あるときお兄ちゃんが入院した。1人のベットの上の段は全然楽しくない。兄妹の良さが光る絵本

2024/09/08

ヒラP@ehon.gohon

表紙の絵はどこかミステリアスだったのですが、開けたらびっくり活劇の世界でした。 昔感覚の二段ベッドは、冒険の世界に向かう機械だったのでしょうか。 ここまでの想像力を持たない自分は唖然としてしまう世界でした。 でも、病院に入院したお兄ちゃんに会いに行けるように、ベッドの巨大化は素敵でした。

2023/04/09

ケ・セラ・セラ

頼りがいのある頼もしいお兄ちゃん。二段ベッドで夢の冒険世界へどこまでも!二段ベッドは兄弟姉妹にとって、不思議な空間ですね。私も子どもの頃は二段ベッドで、私が上、妹が下でした。上と下で会話したりも思い出されました。

2023/01/24

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