石ノ森章太郎のマンガ家入門
石ノ森章太郎のマンガ家入門 / 感想・レビュー
ぼんくらぼん
うわさには聞いていたが、初めて読んだ。正続を一冊にした1987年版。まったくマンガを描く気はないけど、「龍神沼」など自作を1ページごとに解説してくれるのは、読者として読んでも、とても面白かった。
2017/01/27
グッチ
周期的なスランプでは一度立ち止まって周囲を見渡す。自己管理と好奇心。前コマとプロローグ。スリリングな作品の中にもコミックリリーフを。連載作品ではヒキをラストに持ってくるだけでなく、小さなストーリーの連なりをたくさん作る。時間の経過表現では自然描写など。背景による心理描写、象徴的なアイテムなどもよく使う。面白い漫画には大道具、小道具が出てくる。このアイテムをストーリーに絡ませてうまく使えば、うまくカバーできる。スリルとショック→前者は身震い、後者は精神的打撃。ずっとスリルとショックでは緊張しっぱなしなので
2020/06/08
ドクショ
バワーアップバージョンになっていて、かなり上級者向けになっている。やっぱ天才石ノ森。。福井健一の葬儀の手塚治虫のクシャクシャの手紙が来るなんて、石ノ森先生しかしらない、石ノ森視点のマンガ創早期の感想や系譜が述べられていて興味深い。。
2010/07/22
my_you
子供向けの平易な語り口で、マンガを描くための道具から、その技法に至るまでを説明している。この本に感化されてマンガ家になった人は数多く(島本和彦や吾妻ひろしなど?)、いまも色あせることないマンガ入門書。若干26にして石之森さんは多くの漫画家の師となったのでした。
2009/11/21
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