喜劇新思想大系 (秋田漫画文庫)
喜劇新思想大系 (秋田漫画文庫) / 感想・レビュー
阿部義彦
BOOK・OFFで掘り出し物めっけ!昭和51年6版です。書影どうりの秋田漫画文庫。かなり古くて普通なら買い取らないDランク本ですが、慧眼のスタッフが何とか綺麗にして100円で出してました。このシリーズ全6巻と同じ著者のペップコミック文庫2冊を一網打尽。これがあるからBOOK・OFF漁りは辞められない。さて、今は漫画家からは脚を洗い小説家漫画原作者になった山上たつひこが社会派『光る風』を書いた後にギャグに方向転換して足掻いていた頃の怪作。私的にはこの頃の青臭いギャグ漫画を偏愛してます。
2024/08/22
於間抜新吾
僕は少年チャンピオンに連載されていた、「がきデカ」が好きでやがて本書を読むことになるのであったが、我ながら自分のヘンタイ趣味に優しい気持ちになるのである:-)。
2022/05/21
ビーフハート
著者のあとがき曰く、シリアスからギャグへの路線変更の為の試行錯誤が詰まった作品とのこと。なるほど、確かに後年の躊躇なきシュールさから比べればまだ吹っ切れ具合が鈍いかも。それでも独特なテンポ、脱線感は流石。
2012/10/27
ocioomoiaca
今ではありふれているギャグマンガの表現を生み出した作品なのかな。とりあえず下品なものが大好きのでとても面白かった。
2011/02/05
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