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ドカベン (1) (少年チャンピオン・コミックス)

ドカベン (1) (少年チャンピオン・コミックス)

ドカベン (1) (少年チャンピオン・コミックス)

作家
水島新司
出版社
秋田書店
発売日
1972-11-01
ISBN
9784253030632
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ドカベン (1) (少年チャンピオン・コミックス) / 感想・レビュー

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kokada_jnet

私の、長年の水島新司作品への愛を冷たい目で見ていた妻に。「見てよ、これが水島先生の漫画の真髄だよ」とドカベン1巻を読ませたところ。「これは確かにデタラメで凄い」との反応。水島先生の、いい意味でのヤバさが、妻にもわかってもらえたようだ。ギャグ漫画と人情漫画とスポーツ漫画をミックス。さらに、マンガと劇画と、そして少女マンガ(美少女、美少年キャラ)をミックスさせた、日本漫画史を体現するお方だと説明をしたところ。生前に、吉田豪によるインタビューが実現してほしかった。『吉田豪の巨匠ハンター』に未収録なのが痛い。

2022/04/03

exsoy

野球マンガだと思ってましたが、あれ…?

2013/06/22

kokada_jnet

山田の妹のサチ子は、舞台「がめつい奴」で中山千夏が演じた生意気な少女「テコ」の影響大。「ドカベン」時代の水島新司には、大衆演劇からの影響が非常に大きい。同時期の「あぶさん」にも、テコの影響大である、生意気な小学生女子が登場している。そのあぶさんの小学生女子は「カコ」。名前がまんまじゃん。なお「テコ」は、じゃりン子チエのモデルでもある。

2019/03/14

kokada_jnet

デタラメ放題な中学編、愛しているよ。サチ子を片手の手のひらの上に乗せて、一緒にピンポンパン体操を歌う山田太郎、最高。中学編の最初のほうは、学園ものの定型にも従っていて、利口なメガネでチビの生徒会長や、美人の女性ヒロインぽい人物(すぐに、存在を消されて登場しなくなる)も出てくる。女性登場人物は、サチ子と夏子はんだけいれば、それでいいのだ。岩鬼も重要登場人物で、中学編では副主人公格。

2018/09/01

gtn

小学生の頃、ドカベンに触れたとき、柔道漫画が途中から野球漫画に変化したことに違和感があった。だが、40数年ぶりに読み返し、柔道は、野球を引き立たせるための導入部だったことを知る。だが、当時は特に人気投票に脅かされる時代。著者の勇気を称える。称えなくとも、山田太郎、その妹、そして岩鬼の魅力が余りある。

2023/10/02

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