セーラー服で一晩中 2 (少年チャンピオン・コミックス)
セーラー服で一晩中 2 (少年チャンピオン・コミックス) / 感想・レビュー
wang
貴生の幼なじみが上京し、それまでの貴生=砂織=加藤の三角関係に加えて小雪=貴生=砂織の三角関係もできて複雑になる。さらに砂織が映画の主演に抜擢されて状況に翻弄されつつ、未亡人として空白になってしまった自分の心を埋めるべく見つめ直す。後半は抽象的な少女の気持ちで台詞や画面がぐちゃぐちゃになり、もう何を言っているのか、この漫画が何を描きたいのか焦点がぼけてしまっている。少女が周囲の男たちの間を揺れ動きながら自分を見つける話を描きたかったのだろうが、長さが足りなかったのか描ききれなかった。
2014/01/07
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