あばしり一家 (第12巻) (少年チャンピオン・コミックス)
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あばしり一家 (第12巻) (少年チャンピオン・コミックス) / 感想・レビュー
夜間飛行
菊の助が読者に向かって「とうめい水着…どう、にあう…そんな水着あるわけないでしょ、バカ」とやるサービスシーンが盛り込まれている。この漫画が当時の男の子たちの妄想をどれほど育てたことか。グァムの奥地で菊の助は日本軍に拘束される。彼らは一人の狂った将校にテレパシーで操られているのだ。その男の目的は世界への復讐および、人類を皆殺しにすることにあるらしい。駄ヱ門とこの男の勝負に期待が膨らむが、対決はあまりにもあっけなかった。総じてこの作品の軍隊批判は(学校や教師に対する批判のエゲツなさからすると)中途半端である。
2018/08/28
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