白土三平選集 (9) (白土三平選集 新装版 9)
白土三平選集 (9) (白土三平選集 新装版 9) / 感想・レビュー
たこい☆きよし
読んだのは汐文社ホーム・コミックス版の「現代マンガ作家選集◯白土三平」と題した叢書の全4巻で。赤子の時期にオオワシにさらわれた主人公は風魔の頭領の息子として凄腕の忍者となっていたが、なりゆきで天下を左右するとされる巻物「竜煙の書」をめぐる争奪戦のプレイヤーとなる。時代は本能寺の変を挟み、秀吉、家康、風魔、伊賀、甲賀などの忍者たち、石川五右衛門、柳生家まで巻き込んだ物語だが、カットバックを入れ込む時に作者の言い訳っぽくも読める解説文が長々と入るあたりは作劇手法、マンガ手法の試行錯誤の時期ゆえか。
2021/11/16
MIRACLE
巻物・竜煙の書をめぐる、主人公・小太郎、風魔十法斎、石川五右衛門、服部半蔵、美女丸(豊臣方)らの、争奪戦を描いた忍者まんが。十官道人という謎の人物が、主人公を助ける。また、生き別れた親子の出会いも、描く。巻物は小太郎⇒十法斎⇒小太郎⇒太郎⇒一刀斎⇒美女丸の手に渡っていく(以後は次巻)。続刊の真田剣流とことなり、児童まんがっぽい絵柄が特徴。
2013/03/18
Kenshi
図書館にあった旧版で。石川五右衛門のずっこけ方が杉浦茂
2013/02/10
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