和田慎二傑作選 亜里沙とマリア(書籍扱いコミックス)
和田慎二傑作選 亜里沙とマリア(書籍扱いコミックス) / 感想・レビュー
honoka
「銀色の髪の亜里沙」「大逃亡」どちらも涙しながら読み返す。銀色〜は爽快な復讐劇に、当時スカッとしたもの。別れの時、美尾が亜里沙に言った台詞が雑誌掲載時と単行本で変わっていたんじゃなかったかな。大逃亡〜もお嬢様が陥れられ刑務所に入るという少女漫画にしてはハードモード。こういう容赦無い話を読み、子供心に「悪いことすると必ずかえってくる」と思ったことが今でも染み付いて離れないものなんだと思う。
2017/04/19
ぐうぐう
初期の代表作「銀色の髪の亜里沙」と「大逃亡」、そして単行本未収録の「四次元コート」を収録した『和田慎二傑作選 亜里沙とマリア』。いやはや、何度読んでもおもしろい。この問答無用のおもしろさは、和田慎二を未読の現在の若い読者にも充分に伝わるはずだ。伝わるどころか、「漫画って、こんなにおもしろいんだ!」と気付かされることだろう。和田慎二が亡くなって、そうか、もう五年か。
2016/07/15
ふうてんてん
和田慎二さん、お亡くなりになってたんですね。知らなかった。私が生まれる前から活躍されていた作家さん、独特のスタイル、サスペンス仕立てのストーリー、少女マンガにはなかったテーマ性。男性の描く少女マンガに驚いた記憶を思い起こしました。いつも女の子が強くてかっこいい。その原点を見た気がします。スケバン刑事また読みたくなった。
2017/08/05
getsuki
亜里沙は今でも好きな作品なのでカラーページ収録と大判なのが嬉しい。大逃亡は実は初読み。強くて気高いヒロイン像は、初期から確立されていたのか……面白かったです!
2016/09/27
ぽっぽママ
娘が買ってきた。懐かしいです。手塚さんからつながるスッキリした線だけど狂いのないデッサン力でしっかりした構成のお話を読ませてもらえる、もっと沢山読みたかったマンガ家さんの一人です。
2016/07/19
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