和田慎二傑作選 あさぎ色の伝説 菊一文字 (書籍扱いコミックス)
和田慎二傑作選 あさぎ色の伝説 菊一文字 (書籍扱いコミックス) / 感想・レビュー
みのにゃー
和田先生というとご自分の似顔絵でお馴染みヒゲ眼鏡が思い浮かぶが、性格とかどういう人物だったのかは知らなかった。新谷・佐伯夫妻のインタビューで少し垣間見えた感じ。ストーリーのほうは、菊一文字を手に入れた経緯の『菊一文字』、咲之進に宛てた芹沢鴨の手紙が好き。もっと描いて欲しかったんだけど、巨悪に立ち向かう新撰組というのは難しかったのか。新撰組の年表が載っていなくて残念。
2020/06/03
角
和田慎二版新撰組。コミカルさと凄惨さとが同居しているのが和田慎二らしい……という読み味。著者がどこまで描くのを意図していたかはわからないが、各人に仕込まれていたっぽい伏線はもう少し回収されるまで描いてくれてもよかったかも。竹本泉が書いているように、信楽老が黒幕で出てきても面白かったかも。
2019/11/10
可淡
この「あさぎ色…」は、和田先生流の沖田総司だと思いました。 この幕末新選組ジャンルは、どうしても「るろうに剣心」が、私にとっては基本になっていまして、、、 和田慎二さんは、明日香シリーズ、「スケバン刑事」、その他短編も私にとっては少女マンガの原体験で、好きなものが多いです! (ただ、あさぎ色…だけは、なぜか読み逃していました) 幕末モノを比べ読みをしたい人には読んでみてほしいですが、自分の中で、沖田総司のイメージが出来上がっている人には、好みが分かれると思います。
2021/02/26
直人
1977年〜1990年に掲載されたもの。 短編〜中編集であるがシリーズとしての完結には至っていない(どこまでを“完結”とするのかにもよるとは思うんだが)。 和田先生の描く沖田総司は,イメージ的には堺雅人が演じた彼ととてもイメージがダブる。 その飄々とした感じが。
2019/10/27
感想・レビューをもっと見る