ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ (5) (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)
ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ (5) (少年チャンピオン・コミックスエクストラ) / 感想・レビュー
海猫
手塚治虫本人も凄いが出版社側の人々も強烈。特にこの巻の製作部のエピソードは濃すぎる。ここまでするんかよ。まだまだ面白いエピソードはありそうだがとりあえずは綺麗に完結した。
2015/03/24
ヒデキ
前巻が、息子の真さんのお話でしたが、今回は、お二人の娘さんのお話が、巻頭でした。 有名人を父に持つツラサが、妙に伝わってきました。 今回の最終巻は、印刷会社や、赤塚不二雄さん、アシスタントの方々が、どうやって手塚先生に振り回されて、どうやって手塚さんを支えてぃたのか・・・ マンガ雑誌のある意味の絶頂期を教えてもらってくれた作品でした
2022/08/03
山田太郎
あんまりブラックジャック関係ないじゃんと思った。一番マンガ読んでた時期が低迷期なんで、偉大な漫画家と言われてもなんか違和感があるというか。結局仕事うけまくった締切守らない偉大な漫画家といいますか、締切守らないのを芸にした江口先生は偉大なんであろうと思った。
2018/06/13
ぐうぐう
巻を重ねる毎に、どうしても既出のエピソードをなぞることが多くなってきた中にあって、出版社の製作部に目を付けたのはさすが。製作部と印刷所との攻防は、そのまま手塚治虫と編集者との攻防と重なり、おもしろい(「少年チャンピオン」に『タッチ』が間違って印刷されたことがあったなんて、知らなかった!)。この巻で『創作秘話』も完結。数々の手塚伝説に触れ、最終巻を読み終え思うのは、編集者もアシスタントも漫画家も家族も、手塚治虫と出会った人々が、神様の精神をきちんと受け継いでいるということだ。そのことに一番、感動させられる。
2014/08/08
akihiko810/アカウント移行中
5巻完結まで再読。手塚治虫の関係者を取材し、「マンガの神様」の実像は「いち漫画家という肉体労働者」であったことをあぶりだす、渾身のルポ漫画。8.5/10点 漫画を作るにあたって、極限までの情熱と労働があったことが伺える。すべての漫画関係者が人生を賭して、マンガというものができているのだとわかる。漫画制作者への敬意があふれる、すべての漫画好きが読むべき大傑作。そしてやはり手塚治虫は凄い。
2024/08/08
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