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新装版 ちひろ 下 (下) (A.L.C.DX)

新装版 ちひろ 下 (下) (A.L.C.DX)

新装版 ちひろ 下 (下) (A.L.C.DX)

作家
安田弘之
出版社
秋田書店
発売日
2021-01-15
ISBN
9784253160643
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新装版 ちひろ 下 (下) (A.L.C.DX) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

ピンサロへ転向、女たちの潰し合い、そして。プロフェッショナリズムを探求するちひろさんに引っ掻き回される周囲。ぷちブル店長との“遊び”。置き時計のエピソード回収。幼い頃、夜の中でちひろという女との邂逅。あのちひろさんは、ズタズタになるまで戦った兵士のようだった。その格好いい背中が、ちひろさんの原点。どんな環境にいても変わらず清廉な人なんだな、ちひろさんて。

2023/01/19

空のかなた

「ちひろさん」シリーズとは別の痛み。指名№1だったぷちブルを辞めて、風俗の回転ずしと例える「ピンサロ」へ移ったときのちひろさん。自分が正しいと思うやり方を捨ててでも店の要望に応えていく。流石プロフェッショナル。同僚の悪意や恋人のDV等、ちひろさんの心を容赦なく痛めつける。だから「ちひろさんシリーズ」では、微笑みが優しく、孤独なのか。そしてちひろさんの名前の由来も明かされた。闘って傷ついても背筋を伸ばしていた夜の女「ちひろさん」との幼い頃の出会い。ちひろさんシリーズを再読したくなるような上下巻。

2023/05/12

manamuse

ちひろさんの方に出てくる話もあったから、あえてこちらを読む必要もなかったかな…と。

2023/08/29

JACK

☆ 風俗嬢のちひろさんが様々な人生の苦しみを経験しつつもその心の強さで乗り切っていく物語。お話は息苦しいところや考えさせられるところばかりですが、実に魅力的な作品です。心理描写や細かなしぐさにも惹かれます。続編「ちひろさん」が評判になっていて以前から気になっていましたが、手に取ったら上巻から一気読みでした。続編の「ちひろさん」にも期待しています。

2021/03/17

ozoz

My sweet hurt が好き。痛みなんかクソ!な、ちひろにみえるけど、痛みは痛みでしっかり感じて噛み砕いて、ちひろさんへのバトンがあるような気がした。水族館での絵。言葉のない静けさが届ける深さ。

2024/10/05

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