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新幻魔大戦 (秋田文庫 5-42)

新幻魔大戦 (秋田文庫 5-42)

新幻魔大戦 (秋田文庫 5-42)

作家
平井和正
石ノ森章太郎
出版社
秋田書店
発売日
2009-10-09
ISBN
9784253171199
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新幻魔大戦 (秋田文庫 5-42) / 感想・レビュー

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ねりわさび

平井氏の原作であるSF小説を石ノ森氏がコミカライズした書籍。残念ながら未完に終わっているのでせっかく面白くなるところで物語が終了している。人物描写が細やかで、石ノ森さんの絵を侵食するほと文章に引き込まれます。漫画自体は小説の挿し絵みたいになっていますが楽しめます。尚、この本は文庫のため字体が小さすぎて読むのが大変。KINDLEで購入すると文字を拡大できるので読みやすいですね。

2022/10/12

たこい☆きよし

平井和正追悼で再読。小説版も好きなんだけど、石森章太郎の画風が最も繊細で先鋭的だった時期のマンガ+絵物語で彩られた本作はこの版で読んでみることをオススメしたい。完全版で読むことが長らく困難だったので、この秋田文庫版はある意味快挙だったのだが、文庫版で文字が小さいのが老眼にはちょっとつらい。堕落し切った人類が幻魔にあっさり滅ぼされる冒頭から、時間跳躍とささやかな超能力しか持たないまま一人江戸時代に跳ぶヒロインお時の孤独感、その後の伝奇SF展開まで、今読んでもいろいろとこみ上げてくる。

2015/01/20

うぃ

3.0 まあ内容的には、古き良きタイムリープSFとして面白いんだけど、どうにも読みにくい。マンガならマンガ、小説なら小説、として読んだ方がやっぱりしっくりくるね。

2016/10/07

『幻魔大戦』新シリーズであります。掲載誌が少年マガジンからSFマガジンに変わったことで、少年漫画から劇画風の絵柄に、内容もアダルトタッチに一新されて、うっかり続編と思って手を出したら痛い目を見ることに。ナレーションが多くてセリフも長いなあ、と思って読んでいるうちにどんどん文章量が増えていき、後半はほとんどイラストつきの読み物状態。実験的な試みといったらよいか、小説としてもマンガとしても中途半端で喰い足らない印象です。唐突で首を傾げる展開も多く、いよいよというところでまさかの打ち切り。星3つ。

2014/12/24

neimu

新はやっぱり面白くなかったというのが、大人になってからも感じる。小学生のときに読んだ最初の「幻魔大戦」の印象が強かったせいか。わかりやすい勧善懲悪だったせいか。新は迷路になっていて見通しが付かないまま連載した印象が強くて、ストーリーとしての吸引力が弱いのが難。石森正太郎のせいではないと思うけれど、ね。

2009/10/24

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