エロイカより愛をこめて (8) (秋田文庫 20-8)
エロイカより愛をこめて (8) (秋田文庫 20-8) / 感想・レビュー
なつ
神聖な僧院と美術品を守るために奔走する伯爵vs任務のためなら僧院内で銃を放つ少佐。対照的な2人の描き方がとてもいいです。美しいものを傷つけた少佐への、伯爵の怒りがずしりと来る。誰だって愛する世界を汚されたら沸き立つものがありますね。NATO情報部、KGB双方の家庭事情も明かされ、彼らは家族を支える者でもあるのだと痛感。ミーシャにもかわいらしい娘がいるのね。
2019/04/25
ミナ
初めて少佐を殴るエロイカ。でも天使の羽が壊れなかったから威力としてはそんなにないね。価値観の相違で対立するけど、少佐の律義さに愛を深める。少佐に認められるということは優秀認定されることだからボーナムくんの気持ちがわかる。アラスカ物語はA君が切ない。なんだかんだで少佐の下が1番だよね。
2023/09/17
まりもん
再読。芸術おんちの少佐を騙してまで教会の壁画を守ろうとするエロイカ。 それでも自分の任務の為に壁画を奪う少佐。そこを邪魔する明けがらす。エロイカと少佐が協力して壁画と少佐の部下を救出にいくのが楽しかった。 最後に遂に部下達がアラスカに飛ばされてしまい、唯一残ったZ君がかわいそうだった。
2011/09/07
えびちり
色々と積み重なっていたとはいえ、ついに部下の行動にキレて一人除いて全員アラスカ送り。墓穴堀名人じゃないだろうか少佐って。相変わらず、登場人物たちがそれぞれの思惑で動いていて、生き生きとしていて楽しいです。裏目裏目に出ることってあるよね。うん。ミーシャがんばれ。
2016/11/12
みのにゃー
ついにZ以外の部下全員アラスカ送り。。。A君の奥さんが美人。ついでにシベリア送りのミーシャの日常。これまた美人の娘さん(回想)。ボーナム君の有能さ。
2018/05/06
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