エロイカより愛をこめて (12) (秋田文庫 20-12)
エロイカより愛をこめて (12) (秋田文庫 20-12) / 感想・レビュー
なつ
前巻に続き、大勢の諜報員が暗躍するウィーンから。少佐と恋の駆け引きを演じた深窓の令嬢(違)に伯爵の嫉妬が燃えあがる。妻を装って迫るシーンは圧巻です。そしてマリア・テレジアのまさかの正体に唖然。KGB、CIAそれぞれが振り回され、事態はどのように収束していくのか。次巻が楽しみです。少佐のチロリアンダンスは爆笑でした。
2020/03/20
ミナ
引き続きの皇帝円舞曲。女スパイと少佐の密かな攻防が手に汗握る。そこにエロイカも加わるもんだから、混乱するような少佐が有利になるような…。そして、来ましたチロリアンダンス!情報部は何でもできなくてはならないのだ。
2023/09/30
まりもん
再読。女スパイのマリア・テレジアの正体を誤解してCIAとKGBが少佐に振り回されることに。 でも一番は皆が求めているマイクロフィルムが禅にはまっているエロイカのもとにいくところ。エロイカも暗闇恐怖から復帰したし、どこで少佐と出会うのか楽しみだ。
2011/09/08
マロ
NO.14 皇帝円舞曲PART.2/続き。前巻の番外編から暗闇(と石像)を恐れる伯爵。でも愉しい瞬間だけ忘れる。少佐はそんな伯爵を利用しながら、小娘スパイと恋愛ごっこを演じたり、チロリアンダンスを踊ったり。KGBの眠れる女スパイ、マリア・テレジアにはさすがの少佐も苦戦気味か。伯爵は少佐の陰謀で禅に変な嵌まり方をしてたが、ついに煩悩の力で悪霊退散。
2011/12/25
blacktea
音楽の都ウィーンをメイン舞台の「皇帝円舞曲」、さらに「会議は踊る」もモチーフの一つならば、そりゃ少佐も歌うし踊るわ。昔これをきっかけに「会議は踊る」を観たっけな。あのころはまだビデオだった。また観てみようかな。今度はDVDで。時は流れて、それでも輝きを失わない、そういうものに出会えることはとても幸せなことですね、伯爵。
2016/02/24
感想・レビューをもっと見る