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銀河荘なの (秋田文庫 9-8)

銀河荘なの (秋田文庫 9-8)

銀河荘なの (秋田文庫 9-8)

作家
木原敏江
出版社
秋田書店
発売日
1999-11-01
ISBN
9784253174794
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銀河荘なの (秋田文庫 9-8) / 感想・レビュー

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なつ

諸事情で美形4兄弟とその母親が暮らす館で下宿することになったビクトリア。実は彼らは宇宙から来た吸血鬼で・・・ ホラーっぽい雰囲気だけどドタバタラブコメ。ギャグが散りばめられながら心にズシンとくる言葉も。人間と吸血鬼、命の長さ、生死の価値観。泣けるところは泣けるのです。希望がありつつどこか切ない結末も印象的でした。

2021/06/29

還暦院erk

木原先生の作品は別マ時代から愛読してきたが、本作品は未読だった。吸血鬼ものと知って購入。昔の絵柄にも違和感なく楽しめた。そして…わたしの「やまとことばラブ」の礎といえる木原作品の詩的な「語り」、しみじみとしたラストの余韻に再会できて本当に幸せ。『まりしん』キャラがあちこちに出てきた。本作品連載時の'74年当時に構想があったのかしら?特にヘルメスの魅力的なこと!もー♡見とれてしまう。初読はストーリーを追いたくて一気読みだったけど、これから改めて絵を愛でつつ木原先生の詩的ネームにひたろうっと♡

2017/08/05

くらげ

主人公とヒーローが苦難を乗り越えハッピーエンド…で終わらせないのが木原さんの作風かな。主人公達が未来を幸せに生きた事を示し読者を安心させつつ、しかし本編で起きたドラマチックな出来事は戻る事のない「過去」なのだとクールにでも少し感傷的に突き付けている。読み手として嬉しいような寂しいようなのないまぜ状態になっちゃって、でもその読後感が好きなんだ。

2007/11/23

サト

初めての木原作品。大胆なコマ割りが印象的。現代の漫画しか読まない人はこれでつまずきそう。始めの「うるわしのおにいちゃんたち」ですごく笑ったんだけど、ほんとに麗しいからどうしようもない。ただの甘ったれだと思っていたフリーの芯の強さとか本当の意味での優しさとか無垢さとか、どんどん惹き込まれていった。みんな片思いをしてて、相手の幸せを願う美しさが良かった。面白かった!

2017/06/10

碧生

懐かしさに、涙が出た。私が初めて買ったし単行本で、DOZI様だ。吸血鬼のお話なんだけど、明るくて、切なくて、悲しくて…最後にちょっとハッピーだ。スターシステムで、大勢の人物が出てくるが、それも楽しい。

2015/04/14

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