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アルカサル-王城- (6) (秋田文庫 20-32)

アルカサル-王城- (6) (秋田文庫 20-32)

アルカサル-王城- (6) (秋田文庫 20-32)

作家
青池保子
出版社
秋田書店
発売日
2009-10-09
ISBN
9784253177542
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アルカサル-王城- (6) (秋田文庫 20-32) / 感想・レビュー

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まりもん

エンリケが勢力と地位をつけてアラゴン王のもとに来た。そのせいでカブレラが追い落とされることになるとは。アラゴン王がエンリケの言いなりに見えてきてガッカリ。あんな良い宰相をなくしたことにいつ気づくのか。

2013/10/19

ミナ

カブレラ〜!外国人とか自分の利益しか考えない奴に国は任せられんっていうカブレラみたいな政治家が今欲しいと思う。かっこ可愛かったよカブレラ。自国の貴族より金で雇った傭兵のが頼りになるとか王様にとってゾッとする時代だけど、今も似たようなものか…。ロドリゲスはカタリナ様とは真逆の男前な嫁を貰ったな。兄弟たちからマジで嫌われるエンリケは人としてやはりどうかと思う。カタリナ様がかわいそう。

2023/08/17

nirokuya

この巻ではドン・ペドロの宿敵である異母兄エンリケに注目してしまう。トラスタマラ家の愛憎劇もかなりの泥沼。エンリケも自己中だが、その上を行く自己中な末弟テリョ。兄の思惑に翻弄される非劇的境遇の妹カタリナ。誠心誠意仕えていた家令のペロ・カリリョを執着心と独占欲から殺してしまう辺りエンリケの精神も破綻気味。読んでいて強く感じるのはエンリケが幸福の分母がやたらと大きい人物なんだという事。欲が深すぎると幸せを感じにくくなるんだぞ。

2012/10/10

逍遥遊

28-16-20190224 早いなぁ、あっというまに読み進んでしまう。面白い。猜疑心と嫉妬と、裏切りと、どれをとっても現代の派閥争いに通じる。やはり歴史から学ぶことが多い。いよいよ最終巻。ことの結末は如何に!

2019/02/24

れど

土日で1巻から最終巻まで一気に読みました。 スペインの元となるイベリア半島の カステーリャ王国、アラゴン王国、ナバーラ王国、グラナダ王国の 群雄割拠の時代を生きた若き王(残酷王ペドロ1世)の物語。 この時代に諸侯(世俗領主)の力を抑えて、王権を強化しようという 動きは先進性を感じます。 が、フランスでさえ絶対王政が確立されるのはさらに200年以上は 待たなくてはならない。早すぎた人なのかもしれません。

2013/02/11

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