エロイカより愛をこめて (20) (秋田文庫 20-24)
エロイカより愛をこめて (20) (秋田文庫 20-24) / 感想・レビュー
えびちり
ビザンチン迷路。ジェイムズ君の我がままで盗んだ短剣から、旧KGBのミーシャとNATOの少佐の三つ巴となる複雑な構図。 もう、こういう構成、大好きw トルコの様々な場所を縦横無尽に走りながら、色んな思惑が入り乱れる。で、最後にはその目的が収束されていく。 伯爵がダンス特訓で辟易しているところなんてめったに見られないので、ちょっと心踊りました。貴族だしね、ダンスとか完璧とか思うし? 伯爵に対しては少しS心が働くのかも、自分w
2016/12/19
まりもん
伯爵がジェームズ君の指示で欲しくもない宝剣を盗んだことで少佐、ミーシャから追われることになってしまう。この三つ巴は楽しい。 少佐達が追っていた大鴉が若者のテロリストに昔の計画を白状させられてダムを破壊しようとするけど、その手順がなかなか面白い。回るダンスを特訓させられる伯爵はなかなか見られない。それもジェームズ君の特訓なんてね。今回もとても読み応えがある内容で満足。
2011/09/10
みのにゃー
トルコの協力者がマリオとルイージに見えてしょうがない。大鴉とミーシャのやりとりが面白い。伯爵はじゅうたんを買ったのだろうか。
2018/05/21
マロ
NO.20 ビザンチン迷路PART.2/気の乗らない泥棒をする伯爵、暑苦しい絨毯屋から情報を聞き出す少佐、古い情報に踊らされるミーシャ、そして彼らを尾行する大鴉の手先のふりしたトルコ人青年団。泥棒した宝剣、やっぱり任務に関わりが。理由も分からず少佐とミーシャに追い回される伯爵。そしてタコとワカメの乱闘。伯爵がロマン中、宝剣は転売。燃え尽き症候群の旧KGBの望みもむなしくトルコ過激派の手により宝剣を使った計画始動。爆破を止めた直後の少佐とミーシャの応酬はクールだね。その下は若干ギャクコマだけど(笑)
2012/01/22
夜宵 秋
大好きなトルコが舞台で、何時もより更にワクワクしました(*´ω`*) 大鴉のしぶとさは流石でしたが、チンピラ組は少佐の前では形無しでしたね^^;
2013/08/17
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