シグルイ (7) (秋田文庫 71-7)
シグルイ (7) (秋田文庫 71-7) / 感想・レビュー
うさみP
残虐無残時代劇、ここに完。なんともエネルギーに溢れた作品。己は士であり、語らぬ一本の刀であり続ける源之助。刀である士を憎み、万人の虹となる為に刀を振るい続ける清玄。家を失い腕を失い愛を誓い、死闘の果てに、個を殺して全てを失った源之助が合われ過ぎる。であると共に源之助も清玄も確かにここに存在している。正気の外にこそ面白さがあり、その臓物飛び散る狂気が読む者たちを死狂いの世界に誘うのだ。
2017/02/08
乾圭
まさにシグルイ。
2021/06/07
めあ
完
2019/05/23
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