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放課後保健室 (2) (プリンセスコミックス)

放課後保健室 (2) (プリンセスコミックス)

放課後保健室 (2) (プリンセスコミックス)

作家
水城せとな
出版社
秋田書店
発売日
2005-05-16
ISBN
9784253194426
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放課後保健室 (2) (プリンセスコミックス) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

蒼に嫉妬する紅葉が負の感情なのですが可愛い。「男らしさ」、「女の子」という身体によって決まる性別での性格つけもしっかり、描かれながらもそのどちらでもなく、どちらにもなれるというましろという存在のために固定化されたジェンダーがより、強調されているのが印象的。個人的には自分が男だと思い込みたいがために紅葉と付き合いつつも蒼に惹かれて心ここにあらずなましろよりも新橋君推しかな~。そして周囲から求められる人物を演じていた美登里さんが何よりも欲していたのはただ、自分がここにいるという実感だったのが切ない・・・。

2014/05/23

せ〜ちゃん

★★★★ 水城さんフェアにて再読。

2014/10/10

袖崎いたる

作者は「自分が好きな要素をバンバン詰め込んだ漫画」だと述べていて、確かに設定された人物を設定された箱庭に置き動かしているような印象がある。登場人物には家族や趣味も当然あるのだろうがそれらは作品の背面へとしまい込まれているようで、ひたすら実際的で感情的な行動によって展開が転転する。主人公が普通志向の普通知らずで、他者との恋と自己への性とで自分の普通さに信憑性を見ようとするが叶わず、要するに普通になれないわけで。いまだ、主人公の心象来歴が語られていないことが、頁を後へ後へと捲らせる。性の決定問題は常に痛切だ。

2017/01/20

みとと50

卒業したらどうなるんだろう。自分の心に素直に行動しているのか、何かを纏った自分なのか。恐怖と戦うこと、自分の中の揺れる思いに決着をつけること、何もない自分に顔を取り戻すこと、鎧を纏った自分の中身、それぞれに課題があるんだろうな。いやー、恐怖です。面白い!!!

2012/12/21

コマツ

【図書館】第5話ラストの表現がとても好きだ。羽の剣とか。これは小説では伝わらないね。漫画の魅力が詰まっている♪と喜んでいられないほど、内容はダークなわけだが…おもしろいよ!蒼と紅葉のやりとりも面白い♪

2013/05/12

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