放課後保健室 (7) (プリンセスコミックス)
放課後保健室 (7) (プリンセスコミックス) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
巻を重ねる毎にしなやかに強くなっていく聡明な紅葉に愛おしさが込み上げてきます。個人的に紅葉はか弱いお姫様ではなく、傷ついても伸びる白樺のような女騎士というイメージです。そして紅葉と蒼は男女の友情でもなく、お互いに理解して信頼する同士になっている会話が凄く、和む^^一方、笑顔や言葉、態度で隠している人の諦めや苦しみを想像せず、自分が見たいものしか考えない真白にイライラ。理想的な自分を強制する父に苦しみ、本音を零す黒崎先輩へ自分の悩みだけを言って理想を押し付ける姿に一人の人間ではなく、ゴミ箱扱いしている感あり
2014/06/05
せ〜ちゃん
★★★★ 水城さんフェアにて再読。
2014/10/10
袖崎いたる
主人公への共感ができるかできないかという読み方がこれだけ難しい主人公も珍しい。これはおそらく性別的別性(←これ好きかも)に関わっている。そもそも一貫した論理、つまり格率をシロに見つけられるのかという読みの立て方は間違いだった。男の人物を男性的に、女の人物を女性的にという規範をメガネにすると、とりわけシロの元々の「僕は男だ」的なアイデンティティーは取っ散らかって見える。かと思えばこの巻に至っては「僕って……やな女」だのと宣うようになっているのだから。要するにヘタレヒロインというタイプなのだよ。前性別的なね。
2017/01/28
みとと50
自分の正直な気持ちに気がついてとうとう口にしてしまった。人面瘡の人ってどんなんかな。枯れ木とかかわいそすぎる。
2012/12/26
あき
紅葉ちゃんがどんどん強くなってきた。過去の克服の為、家へ。何事もなかったかのように暮らす両親。子供の絶望。分かるな…
2014/03/26
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