放課後保健室 (8) (プリンセスコミックス)
放課後保健室 (8) (プリンセスコミックス) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
子供の気持ちを考えずに「理想の自分」を押し付ける親が、子供がそれを演じきれなかった時に見せる顔の傲慢な醜悪さを私は知っている。覚悟を静かに決めた黒崎先輩の想いが叶いますように・・・。それに引き替え、何かあれば、剣道部に逃げ込める真白は逃げ場所があっていいね。自分がいっぱいいっぱいの時に「人を知らずに傷つけていた私が悪かったの・・・」と言いながら慰めを欲しているような恥知らずな馬鹿女がいたらそりゃ、キレるわ。その厚顔無恥が自分を上辺だけでしか見ない奴だと猶更、ムカついて堪らないよね。清涼剤は紅葉の美しい強さ
2014/06/05
Melon Matsuda
最後まで読み切ろうと、続き読み始めました☆ 水城さんのブラッキーなところは大好きです! この巻は、それほど痛くなかったんじゃないかな? どういう風に決着するか楽しみです♪
2016/01/24
せ〜ちゃん
★★★★ 水城さんフェアにて再読。
2014/10/10
みとと50
人は言葉に縛られる。生きていても死んでも。苦しいなぁ。この人はこういう人生をどこまで続けるんだろう。心が死んでしまうんじゃないだろうか。
2012/12/26
袖崎いたる
この作品の中で(あるいはこの巻を読むに至って気づいたこと)の〝決意〟の中身のなさは気味が悪い。この不気味さというか責任能力のなさや軽薄さこそが「ダーク・ファンタジー」と銘打つそのダークさなのだとしたら納得できるかもしれない。青春時代の心模様はとりわけ人間関係に執着してしまう人種であればそれこそ猫の目のようにきょろきょろと心情が変遷していて情緒不安定的情緒安定といった塩梅もフツーとなるなら、それを下手に信念ガチガチのキャラクターで表現はできまい。――あっ、今更この作品が「ホーホケ」と略されることを知った。
2017/01/28
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