チーム・フェニックス 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
チーム・フェニックス 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) / 感想・レビュー
keroppi
手塚治虫キャラクターが大挙登場するスペースオペラ、しかも描くのはスペイン人⁈ なんじゃこりゃと思いながら手に取ったが、動きの激しい絵と共に、なかなか面白く読める。このキャラは、あの漫画のアレだったねなんて思いながら、ちゃんとその役割を演じたりしている。ロボットに支配された宇宙で、サファイア率いる宇宙海賊が今後どう活躍し、どんなキャラが暴れ回るのか、次も読んでみたい気はする。タイトルからすりゃ、やっぱりあれは火の鳥だな。
2021/10/23
トラシショウ。
「心の内なる戦に打ち勝て・脳裏の騒音よ鎮まれ・真の静寂を得るのだ・──怖れに囚われるな」。全宇宙の9割をロボット同盟により支配された世界。全ての意志有る生き物は「自然生命体(バイオロジック)」として隷属、服従させられていた。シルバーランドの男装の王女サファイアは義憤と疑念からこれに反旗を翻し、ジャンガリ族のレオ、三ッ目族の写楽らと共に宇宙海賊を名乗り立ち向かう。スペイン人の作者(!)によるまさかの手塚治虫ユニバースのクロスオーバー作品。面白いけどこれ一話と二話の間数話位話飛んでない?(以下コメ欄に余談)。
2021/10/09
kei-zu
「宇宙海賊を率いるサファイヤ王子」このフレーズだけでご飯2杯はいけます。 仲間の獣人化レオも格好よく、しばらく読み進めてから居住まいを正しました。 他の方の指摘のとおり、コマ割りや展開にラフな印象が若干ありますが、同時進行しているというバンドデシネの癖であるのかなと思ったり。 敵にアトラス率いる青騎士と地上最大のロボット軍団(含むウラン)がいるとあっては、当然アトムの登場も近く期待されるわけで、追いかけてみたい物語です。
2021/10/24
辺野錠
スペインの人が手塚治虫でスペースオペラを描くと言う奇抜な掴みだったけど読むと手塚治虫愛がヒシヒシと伝わってきて度肝を抜かれた。こいつは凄いぞ! サファイアや写楽、ヒゲオヤジの有名どころだけでなく万代や多宝丸、ブラックジャックの相棒はミッドナイトとキャラクターのチョイスが渋い。ミッドナイト女体化の意図は最初は謎だったけど原作最終回をしっかり踏まえたネタという事に気付き一本取られた。レオが獣人キャラと言うのもその発想は無かったと言う感じ。俺としては「刑事もどき」の二人と「アラバスター」の参戦を希望。
2021/10/26
おりひら
手塚キャラのスターシステムよろしくな、スペースオペラ。熱いバトルもの!かと思いきや、オリジナルキャラ、ファイアの存在が、ある意味「手塚作品」らしい行動を。ただ、キャラクターの消費するのに終始するか?きちんと物語を語れるか?「俺たちの冒険は続く!」で終わらないことを願う(いかんせん、この手のマンガは、打ち切られる事が多いから不安)
2021/12/05
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