デビルマンG (5) (チャンピオンREDコミックス)

sin

表紙の見返しにも在るように「デビルマンは凄惨な物語」まさしく人類破滅の物語であった。それは悪魔という存在が自分たちの内に在ることに人類が自らを滅亡させる存在でしかないことを露呈した物語であったからだが、果たしてそうなのだろうか、もしそうであったら現実にも人はとっくにこの地上から姿を消していたに違いない。この作品ではあのデビルマンの終章が大きく姿を変えてあなたを待ち構えている。そう、思いも寄らなかった一言と共に

2014/02/23

Kaitetsu

感無量。人間と悪魔のカタストロフへ転げ落ちながらも、未来に対し責任を取ること、人間への希望を捨てないことを語る物語。ああ、高遠るいだと安心しました。原作世代ではない読者ですが、アモンとミキちゃんはもちろん、シレーヌと東大寺、そしてゼノンにも救いを与える結末は見事です。最後のページの笑顔で、すべてが救われたと思う。

2014/02/20

ほしけも

これはもう、リメイクでなく、正統な続編と考えていいほど素晴らしい作品です。自分が原作のドンピシャ世代でない負い目を持ちながらも最大のリスペクトとアンサーを提示しています。飛鳥了を切り捨てたのは英断!

2014/02/22

しろおび

まさかの伏線完全回収、ひたすら王道に熱い展開、全ての生命の行く末、人間の歴史。この詰め込みっぷりでわずか一冊。高遠るいの進化が早すぎて俺達読者がペースについて行けない始末。凄すぎてﾜﾛﾀwwww

2014/03/12

吉兆

原作に対する愛のなさが良い意味で作用している。過度の信仰は視野を狭めるしな。

2014/02/22