漱石と倫敦ミイラ殺人事件(1) (チャンピオンREDコミックス)
漱石と倫敦ミイラ殺人事件(1) (チャンピオンREDコミックス) / 感想・レビュー
麦ちゃんの下僕
原作未読ですが…これはメチャクチャ面白いですね!! まず、ロンドン留学中の夏目漱石(当時は金之助)がシャーロック・ホームズと出会っていたという設定にワクワク!しかも、漱石の視点とワトスンの視点の両方から語られているから面白い!特に、漱石から見た初対面のホームズの“クレイジーさ”は、大爆笑必至です!(笑) 嶋星さんの緻密な筆致で描かれる表情は本当にリアルで、しかも漱石側とワトスン側でキャラの印象を描き分けているのもスゴいですね!そして、ストーリーテラーの島田荘司さん…貫禄がありすぎて怖いです(笑)
2020/02/07
かめりあうさぎ
島田荘司先生のミステリのコミカライズ版。原作既読しています。ひねった設定をどう漫画で表現していくのかが楽しみ。まずはホームズと漱石さんの出会いを描き、後半3分の1くらいでタイトルになっているミイラ関連の事件を描いています。こちらの事件はなかなかハードというか、ホームズ正譚の雰囲気が漂っています。依頼人の女性には幼い頃に生き別れたが最近再会でき一緒に住み始めた弟がおり、しかしその弟の様子がある「ミイラ」によっておかしくなっていき遂に…。内容ほとんど忘れているので、新鮮な気持ちで読み進めていけそうです。
2020/02/10
トラシショウ。
「・・・手順通りいきましょうか、「リンキイ」さん。貴女はこのワトスン君の様な所がお有りです」。積読消化、原作未読。1900年、イギリス。留学生として日本からやって来た若き日の夏目漱石だったが、下宿に夜な夜な現れる亡霊にノイローゼとなり、知人の紹介でベイカー街の名士だと言う探偵・シャーロック・ホームズの元を尋ねる事になる。イギリスと日本で見つかった著名な作家の未発表原稿を紐解く、と言う体で語られる二人の偉人の邂逅と不可思議な事件を流麗な筆致で描く。ホームズめっちゃ奇行の目立つ造形だなぁ(以下コメ欄に余談)。
2021/08/04
雨
ホームズのイカレ具合がいい(笑)
2020/01/25
コリエル
タイトル通り漱石とホームズが実は出会っていたんだよ的なお話。御手洗くんがホームズに変わっただけみたいな雰囲気の出だしだが、残念なことにまだ事件が1つも解決していないので何とも言えない状況。絵は良いね。
2020/04/03
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