潮が舞い子が舞い(1) (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)
潮が舞い子が舞い(1) (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「案外こんな黴くせえ話が大人になったら大切な話になったりするもんかな」。何も無いのが特徴の様な、潮が舞い込む海沿いの田舎町。幼馴染同士の水木と百瀬、悪友の火川と風越、押しの強い虎美と逆張りの右左、親しみやすい犀賀ら、同じ高校の二年A組の他愛なく、かけがえのない日々を描く。「空が灰色だから」「ちーちゃんはちょっと足りない」「月曜日の友達」等、青春のボタンの掛け違いが産む蹉跌を好む俊英の新作は、意外にも毒気抑えめの青春群像コメディ。会話の組み立て等、今回かなりセンスに振って来たと言う印象(以下コメ欄に余談)。
2019/09/15
山口透析鉄
BookLive期間限定版で①②巻を。 割としょうもないけれどそれなりに楽しいやり取りをしているような。バーグマンさん、北欧系なら本来はベルイマンと読むんでしょうね。 ちょっと名前が独特で、再読しないとダメそうなので、割り引いている電子書籍、購入しました。(BookWalkerでこの作品の1・2巻など) ちゃんと再読します。
2023/08/21
オザマチ
テンポ良いなぁ。バーグマンの回が好き。
2020/04/30
緋莢
お気に入り登録している方の感想に興味を購入。だいぶ長い間、積読にしていましたが。<海辺の田舎町。高校2年生の男女が織りなす青春群像コメディ>という簡単な内容紹介がありますが、その言葉から想像出来るようなストレートな話しではありません。例えば、女子の好きな部位を言いっこした際、一人は照れながら「おっぱい」と言うのですが 残りは「内臓」、「体液」、「原子核」だし(おっぱいと言った男子が、「それはずるいわー」となるのも納得)(続く
2024/05/16
ジロリン
今まであまりそういうジャンルに関わってこなかったのでよく分からんが、いわゆる「日常系」のマンガなのかな?その手のマンガとしては<いつか失われるであろうモノ>に対する寂寥感に溢れる気がするのは何故だろう。作中の「こんなショッパイ話も、いつか大切な思い出になるんだろうな」という会話が、やけに印象に残る。「『青春』とは、その最中にいる当事者には、絶対に気付けないものだ」…先日、他の本で目にした言葉が思い起こされる。そのくせ、思わず吹き出しちゃうようなテンポのいい会話に溢れてる、という何とも絶妙な読み味のマンガ♪
2019/09/16
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