薔薇王の葬列 1 (プリンセスコミックス)
薔薇王の葬列 1 (プリンセスコミックス) / 感想・レビュー
英知@マンガ専用
「オトメン」の菅野先生だーとずっと気になってました。相変わらず絵が美麗!ただ、私の苦手なカタカナ名がいっぱいで必死に頭の中でキャラを整理しながら読んだので、ちょっと疲れました;原案も知らないため終始???でした。兄弟のシーンはクスっとなる場面もあったけど、女性陣の憎悪が凄まじいし、戦のシーンはなかなか壮絶です;リチャードとヘンリーが出会うシーンが良かったなぁ。この2人が惹かれ合っていくのかな?でも、ランカスター家のエドワードがリチャードの正体に気付いたことでどうなるのかもちょっと楽しみですw
2015/07/05
辺辺
シェイクスピアの歴史劇を少女漫画風にアレンジしたダークファンタジー。ぞくぞくする面白さ。かのワルなリチャードを魅力的な可愛くも可哀そうな半陰陽体に設定したのが凄く斬新。少女漫画でありながら、ベタな恋愛物よりも戦闘、殺戮、権力争いなどに重点を置いて読んでたので、展開の速さにワクワク。それにしても、登場人物の多くは気性がとても激しいようですね。まだまだ悲劇の序盤という印象ですが、主人公・リチャードと彼の父親・ヨーク公の【親と子の絆を超える禁断の何かの匂い】がするのは気のせい?この巻ではヨーク公ダントツ1位。☆
2015/07/23
星落秋風五丈原
シェークスピアは「背曲がり」という身体的特徴を「リチャード三世が普通とは違う」ことのアピールに使ったが、本作では彼は両性具有という設定。母は息子でもありながら娘でもあるリチャードを「この世ならぬ存在を生んだ」と怖れる一方、夫を巡るライバルとして敵視。彼の周囲に集まるのは仲間達から疎まれる白い猪や「女でありながら男装して武器を取った」ジャンヌ・ダルクの亡霊など「普通とは違う」存在だ。物言わぬ猪と異なり、様々な言葉を投げかけリチャードを挑発したり翻弄したりするジャンヌはリチャードの心の声を具現化した存在。
2015/02/27
honoka
オトメン(乙男)ってこんな綺麗な絵だったっけ?すごい迫力で引き込まれました。産みの母親が酷過ぎてリチャードが可哀想。敵のヘンリーが魅力的でした。
2014/03/29
雪紫
13巻まで期間限定無料の電子書籍にて読了。男達が綺麗だけど、子を持つ女性が総じて怖過ぎる! リチャード・・・辛い。だからこそ、あの最後は・・・。
2020/09/17
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