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「甘え」と日本人

「甘え」と日本人

「甘え」と日本人

作家
土居 健郎
齋藤孝
出版社
朝日出版社
発売日
2004-03-22
ISBN
9784255001937
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「甘え」と日本人 / 感想・レビュー

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こちらがきっかけで、甘えの構造を読みました。

2013/10/23

鏡子

甘えという概念について興味があったので手にした。甘えの構造を先に読めばよかったかな〜と思った。甘えそのものに対してよりも、日本人の甘えという概念。”甘い考え”は増えたが”甘える技術”は減った。昔は青年は目上の物に甘えさせてもらう代わりに、元気をお返しするというやりとりが成り立っていた。自分はまさに甘い考えを持っていて甘える技術を持ってないと思った。この技を身につければ人生変わるだろう気がする。

2012/08/28

Kikuyo

これは面白い。 「甘えの構造」の著者と、日本人の身体感覚に関して詳しい斎藤孝さんの対談、読みやすいのに、深い話が聞ける。 「甘え」を悪いことのように思っていた私は、実はとても必要なことなのだということに気づかされる。 非言語の中にあらわれてくる、「身体の賢さ」みたいなものを我々はばっさり切り捨てて来てしまったことが、現代人に特有の閉塞感の原因なのではないだろうか。 身体文化を武道の稽古としてだけではなく、日常に取り戻し、継承していくことは早急の課題だと思う。

2015/04/25

Ai Matsuzaki

読みやすかったが、それだけに心に深く止まることなく読んでしまった。 海外には甘えがないという言葉における表現はあったが、海外がどうで実際どんなものかのイメージがつかない。タイトルで日本人と記載されているため仕方ないといえば仕方ないかもしれない。 読んだ記憶が朧なのか、私が若輩すぎるのか、はたまた後ろのおじいちゃんの写真を見てしまったせいなのか最近の若い者は軟弱と頭ごなしに怒られているイメージを受け取った。 甘えとは関係なく「日本人」を見つめたかったように思う。

2012/07/09

まめ

図書館で借りる。二人の個人的な意見の対談に感じた。根拠があるのか、少し疑問です。「甘える」という英語がないことは驚きで、その言葉がある日本人には、甘える感覚があるということだと感じた。やっぱり人はいい意味で甘えることは必要なのだ。「甘える技術」を学ぼう。 『自然な甘えの肯定が、自立につながる。』その通りだと思った。ただ自立させるだけでは、ダメなのだ。今の社会にあるイジメや引きこもりなど人間関係のトラブルもそこからくるのだと書かれていた。あとノンバーバルなコミュニケーションを大切にしたい。人は見た目が九割。

2019/07/20

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