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ネコのヒゲは脳である

ネコのヒゲは脳である

ネコのヒゲは脳である

作家
養老孟司
島田雅彦
出版社
朝日出版社
発売日
2004-07-01
ISBN
9784255002781
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ネコのヒゲは脳である / 感想・レビュー

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姉勤

表題も含めた表紙の二人の問答集。飄々とものがたる養老孟司氏に、徐々に熱くなる島田雅彦氏の問い、反問、煩悶。 明らかな回答も、深刻な疑問もなく、培った知見をベースに仮定する。人体のこと、生物のこと、進化のこと、人間のこと。本質は機能にあるのか、作用にあるのか、形態にあるのか。閉じた世界なのか、限りなく開いているのか。読者にも口を挟ませろ、な本。

2017/04/01

ochatomo

レクチュア・ブックスの一冊「中枢は末梢の奴隷ー解剖学講義」の新版 遺伝子と環境、文学と科学となかなか難しい 教養の雑談 元本1985年 2004刊

2024/06/18

eipero25

表紙やタイトルから、猫飼いの学者トークかと思っちゃった。難しい解剖学や自然科学、哲学を養老さんが島田さんに講義しているんです。 今から40年近く前に。 それで復刻出版にあたって島田さんの言葉がそえられているのが、楽しいぐらいで、めちゃめちゃ難しかった。

2021/10/30

nizimasu

養老先生に作家の島田雅彦があれこれ訊く対談集。解剖や脳の話にとどまらず、文体やそれぞれの人体パーツの不思議まで興味の赴くまま話が進む。それでも何でも答えてしまうよう老先生の博識ぶりにいつもながら感嘆しながら読む。なんか楽しい読後感

2013/01/06

左脳

養老先生の語り口が若い!斜に構えつつも挑みかかるように矢継ぎ早に問いを発する島田雅彦も可愛らしい。内容は当時の思想トレンドをだいぶ意識しながら、お互いの疑問と仮説を披露しあう感じなので、リズムに乗って読まないと疲れるし、そのころ小学生だった自分にはなかなかその興奮を共有できないのがもどかしい。だから、いま二人が話したら、どんな話をするのか聞いてみたいなあ。きっと売れますよ。どうですか?タイトルは『猫にゲンパツ・人にゲンナマ』とかどうでしょう。

2011/04/26

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