KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

森のプレゼント

森のプレゼント

森のプレゼント

作家
ローラ・インガルス・ワイルダー
安野光雅
出版社
朝日出版社
発売日
2015-11-20
ISBN
9784255008899
amazonで購入する

森のプレゼント / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

かりさ

『大草原の小さな家』の原作『大きな森の小さな家』のローラ一家クリスマスのお話。安野光雅さんの訳と絵が素敵。唐草模様の張り出し棚、雪の器で作る糖みつとメープル・シュガーのキャンディー、パンケーキマン、赤いミトン、布製のお人形、ネルの針刺し…物の豊かでない開拓時代でも、ひとつひとつ時間をかけて心込めて手作りでクリスマスを迎える様子が今の便利さが失くしつつある豊かさと温かさを感じます。家族という尊い存在、一緒に過ごす時間、互いの役割を持ち、尊重し合う、なんて素敵だろう。焼きたてほくほくじゃがいもの用途が可愛い!

2016/12/24

こきよ

ローラ・インガルス・ワイルダーの原作に安野光雅の絵と訳。子供の頃に観たテレビシリーズを思い出した。西部開拓時代の厳しくも温もりに溢れた生活。自然を畏れ敬う生活。敬虔であり道徳的である。本当の豊かさや幸せとはこういう事なのだろうなと思う。

2016/02/08

emi

今年唯一読めたクリスマスの本は、素朴で温かみが伝わる絵本。「大草原の小さな家」の作者による、雪深い田舎に暮らす家族のささやかなクリスマス。その日親戚が集まって過ごしたという言ってしまうとシンプルな話なんですが、ひとつひとつ手作りと暮らしが密接に関わっていて、昔の素朴な生活がなんだか尊く感じます。便利の反対は不便かもしれないけれど、少なくとも無駄も過剰も削ぎ落とされた今と異なる豊かさがなぜか私には魅力的にうつりました。会いに行って近況を話し手作りのプレゼントを渡して食事をする、贅沢な幸せだと思いませんか?

2016/12/25

とよぽん

作者はローラ・インガルス・ワイルダー、そして訳と絵が安野光雅さん! 家族と伯父、叔母、いとこたちと一緒に森の中の家で過ごすクリスマス。ささやかではあるが心のこもった食事や贈り物が素敵だ。夜ふけに語られたエピソードにも惹きつけられた。安野さんの絵が、やっぱり素晴らしくて、物語を一層引き立てていた。

2020/07/28

cozicozy

安野光雅さんの絵に惹かれて、手に取りました。翻訳本。クリスマスの前後の日常が描かれた心温める物語でした。

2016/05/10

感想・レビューをもっと見る