メアリ・ポピンズ
メアリ・ポピンズ / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
私がディズニー映画で一番、好きなのが『メリー・ポピンズ』(1964年)。しかし、「帰ってきた」版は既読だけど、肝心の原作は未読でしたが、ようやく、読めました^^;バートの描いた絵に入る場面は個人的に名シーンとしか言えない!確かに人の心にある世界は皆、個性的で豊醇で素晴らしい。星のマイアちゃんのプレゼント探しもワクワクします。しかし、言葉で縛られないからこそ、全ての「声」を聞ける双子ちゃん達をからかっていたムクドリがもう、一緒にお喋りが出来なくなった事を理解し、内心は寂しくてしょうがない姿に胸を打たれる。
2019/04/07
アン
ロンドンの桜並木通りにある家に、子供達の世話役としてやってきたメアリ・ポピンズ。風に乗って。自惚れ屋で素っ気なく命令してばかりなのに、子供達のお気に入りに。そんな彼女と子供達が繰り広げる不思議な魔法の世界。笑いガス、世界中へ行ける磁石、夜空に貼り付ける紙の星…。「ジョンとバーバラ」は大人になった今読むとじんわりと。メッセージが散りばめられて。子供達へ残した贈り物にメアリの愛情がこもっていて素敵。本書の挿絵は安野光雅氏。柔らかな色彩であたたかさを添えています。
2019/06/14
優希
空からやってきたお手伝いさんが見せる沢山の世界。子供たちはそれらを見ながら豊かに成長していくのですね。楽しかったです。
2021/02/18
こばまり
果たしてこのような物語であったかと再確認。メアリ不機嫌。かつてとある書店で平台を前に「この人私の伯父さんなんです」と連れの方に小声で話す女性あり。好奇心からその人が立ち去った後にそっと見やると、平積みにされていたのは『旅の絵本』であった。
2020/02/19
かもめ通信
安野光雅さんのまえがきに笑ったw岸田衿子さんの訳も読み聞かせのような語り口の柔らかさがなかなか良い感じ。
2019/03/02
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