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空飛ぶ円盤 (エピステーメー叢書)

空飛ぶ円盤 (エピステーメー叢書)

空飛ぶ円盤 (エピステーメー叢書)

作家
カール・グスタフ・ユング
松代洋一
出版社
朝日出版社
発売日
1976-10-01
ISBN
9784255760094
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空飛ぶ円盤 (エピステーメー叢書) / 感想・レビュー

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袖崎いたる

現在なにかと真面目に取り上げられないユングが、彼の晩年に同時代的に起こってたUFO現象を、無意識の正統的な象徴表現であるとして自論を述べた作品。読んで思ったのは、ユングが腐される論理って、現象学が「主観→主体→生命」と現象分析の現場を変えることで還元の意味がわからなくなったと言われるのと似てるかもってこと。心理学なら、フロイトは自我の無根拠性への根に性欲を、アドラーは権力欲を見て、ユングだと「全体性への一致」願望と見たわけだが、心理を科学的に見るために、ユングは意識でなく無意識を自然現象と理解したらしい。

2016/05/12

ヤマニシ

「UFOのような異常な現象を説明するにたる原因は、われわれの存在の根源にさえ達しているはずである。」(p31)

2021/06/17

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