音を視る・時を聴く: 哲学講義 (LECTURE BOOKS)
音を視る・時を聴く: 哲学講義 (LECTURE BOOKS) / 感想・レビュー
白義
大森哲学は読んで理解するというより、そのロジックと世界の手触りを楽しむものであると感じることがある。これは坂本龍一という格好のインタビューイを得た大森哲学のお試し試触品であり、普段の大森の切れ味鋭さとはまた別の楽しみ方ができる。どれも現代科学では上手く扱えない妙味を表現していて面白い。大森の思索の生成過程も覗き見できた。脳科学批判は他の本より分かりやすかったと思う
2012/09/13
dpo
大変おもしろかったが、一言では語れない。また(おそらくは自分が大森先生の意図が読み取れ切れず)さまざまな疑問を感じた。逆に言えばそのぶん読んだ意義を感じている。 (関係ないが、この本の登録名は「、」が「・」になっており、間違っている。『音を視る、時を聴く〔哲学講義〕』が正しい。)
2012/08/21
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