菊と刀
菊と刀 / 感想・レビュー
nisiton
ここ数年で1番面白い本だった。誰も教えてくれない日本人の価値観が詰まっていて非常に興味深い。テーマの例として「義理」の考え方、天皇はどういう存在だったか、父親や姑はどのような役割があるかなどがあった。 ここに書いてあることが正しいというわけでなく、むしろ時代遅れの思考が殆どだと思うが、今でも残っている風習の理解に大変役に立つ。例えば「ありがとう」と「かたじけない」と「すみません」がどう違うのか、言葉の意味も含めて理解するには義理や恥の文化を理解しなければならない。
2024/05/05
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