女の子よ銃を取れ
女の子よ銃を取れ / 感想・レビュー
銀雪
約10年前に書かれた本ということで、ファッションがアツかった時代も、女性へのメイクや美意識についての圧力も少し時代を感じる。「私は誰もがみな美しいとは思っていません。けれど、美しくあろうとする人には、美しさへの道はいつでも開かれている」のくだりが心強い。好きな服を着て良いじゃないかと思っても、いざ映像を観てみたら耐えられなかった、という正直さも魅力的。海外旅行でのくだりも印象的。ちょうど私の友人が、旅先で出会った素敵な中年女性たちについてまとめた同人誌を出したばかりということもあり、併せて読めて良かった。
2024/04/13
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