晴明 完全版 (ソノラマノベルス)
晴明 完全版 (ソノラマノベルス) / 感想・レビュー
しーふぉ
安倍晴明が主人公の2話。蘆屋道満が晴明の味方として出てくるのが珍しい。会話文に容疑者であるとか現代の警察用語が出てくるのに、平安時代の言葉をそのまま書いている訳ではないので、どこまでが許容範囲かは人それぞれになってくるとは思いますが違和感を感じた。
2018/02/04
鈴
3/4程読み進んだが、断念。清明の幼年期と青年期の二篇。野村萬斎とは全く異なる清明像で最初は興味深かったが、幼年期篇を読み終わった段階で、自分の中に何も感想らしいものが浮かばなかった。私にはとにかく出来事も人物像も中途半端で、蘆屋道満や道真、将門を含む人物相関は面白い筈なのに、色々と薄かった。残念。
2018/12/04
ナチュラ
陰陽師「安倍清明」の少年時代の活躍を描いた作品。 清明と平将門らが手を組み、京の都に現れた化け物に立ち向かう。 私が読んだ本は、ソノラマ文庫の【清明。 -暁の星神- 】 (1995年) でした。 平安京の詳細地図が付いているので、清明たちが何処にいるのか分かりやすかった。
2014/04/12
あおい
面白かったけど。。。晴明。執筆中にデータを消されたり、等々があったそうな。。。でどんなこと書いたから(晴明からw)そんな妨害にあうはめになったのかな~と読む。映画なんかで大活躍の晴明は夢枕さんのモノ。加門さんのは、それ以前の少年~青年期あたりの危うさのある晴明、といえばイメージ良く思っちゃうけど~預けられてる陰陽寮で化け物とイジメにあってたり、長じては気の強い妻に袖にされひるんでたり、身体弱そうだし神だの鬼だのとグズグズ悩んでたりで、ぜんぜんかっちょよくない晴明w←このあたりのせいで妨害に遭ったのかもw
2021/11/10
結
一気読みしてしまいました。今まで読んだ晴明の本とは随分違ってて楽しかったです。心に余裕がなくて妖の声を聞いて取り込まれてしまう弱いかんじの晴明、そんな彼が見れました。また読み返したいです。この本は平将門と道満が好きになります(笑)
2013/06/27
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