伊藤潤二恐怖博物館 8 (ソノラマコミック文庫)
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伊藤潤二恐怖博物館 8 (ソノラマコミック文庫) / 感想・レビュー
luadagua
「なめくじ少女」「長い夢」など秀逸な作品ばかり。「ご先祖様」はすごいインパクトがあり、主人公の女の子が恐怖のあまり記憶を失うのは当然だなと思う。「墓標の町」の変態した遺体の姿には楳図かずおを感じた。 最終的な結末が、だいたい読者に委ねられるところが上手いといつも思う。恐怖しかない結末(明るい結末なんて絶対思い浮かばないほど追い詰められている)が、読者それぞれによって何通りもあるのだろうな。
2018/01/21
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