BREATH ブレス(ソノラマコミック文庫)
BREATH ブレス(ソノラマコミック文庫) / 感想・レビュー
T
短編集。観用少女で知ったのもあってやっぱり短編が好き。一つ70年代に描かれた話が入っていて、絵柄が私の知ってる川原先生のそれとは全く違っていて、その歴史みたいなものになんだか有り難みを感じました。
2016/10/25
くらうん
川原さんの描く「人」が、可愛いのにどこか色っぽい所が好き。ストーリーも、面白いものから切ないものまで盛りだくさん。それが、ぎゅっとぎっしりと詰まった一冊。登場人物の女の子なんて、みんなみんな抱きしめてあげたくなるのです。作品の途中にある作者の突っ込みも面白い。(笑)
2012/06/29
kujira
まさに珠玉の短編集、と銘打っていい本。モノローグの言葉の選び方使い方がすごく上手くて、心の真ん中にまっすぐ刺さってくる感じ。しかしそれにしても、この時代の少女マンガ家はあんな感じの絵を描かなければデビュー出来なかったんだろうかと「スプリング・ブルー」を読んで思った。ここ2〜3年で乱読したその時代の少女漫画家って大体デビュー当時はこんな感じの絵だった。そして何年か後にはもう「自分の絵」に変化してるんだよな。そこらへんの変遷をまとめてみたら面白そう。
2011/06/30
あやた
前半の連作は特徴強めなキャラクターでちょっと読みづらかったけど、『BREATH』『PARK』は大好き。理不尽なココロの流れを描きながら、ちいさな暖かさを残す話運びがステキ。
2010/06/24
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