《新装版》夢幻紳士〈マンガ少年版〉 (ソノラマコミック文庫)
《新装版》夢幻紳士〈マンガ少年版〉 (ソノラマコミック文庫) / 感想・レビュー
なつ
多くのシリーズがある夢幻紳士の第一作目。高橋さんの描く女の子はみんな可愛いな。美少女との不思議な交流を描いた「夢幻少女」や親子の悲劇「亜里子の館」が特によかった。魔実也少年のユーモア溢れる言動と彼に振り回される江戸川警部のやり取りも楽しい。短編「腸詰工場の少女」はかなり後味が悪いです。那由子があまりにも哀れで・・・
2017/10/31
vaudou
最も悍ましい「腸詰工場の少女」が一番メルヘンタッチだったりする。
2015/06/03
Mark.jr
今に至る著者のライフワーク「夢幻紳士」のマンガ少年に連載されていた一番最初のシリーズです。主人公魔実也は青年ではなく少年で、著者の十八番の怪奇ものと、スチャラカ編こと冒険活劇編のコメディなノリを併せ持った好シリーズですが、若干ボリューム不足なのが惜しい。もっと読みたかった。残りの収録作は、「腸詰め工場の少女」などの初期の代表的短編と、クレイジーピエロシリーズ。特にクレイジーピエロシリーズは、お得意のスプラッター表現に、今の著者にはないスピード感が合わさりカッコいい。意外な掘り出し物でした。
2020/12/02
natsuya
夢幻少女もクレイジーピエロも腸詰工場の少女も入っていて、お得感あり
よしおよしあ
「腸詰工場の少女」を読みたいがために友人から拝借した。救いようのないエンディングだが、地獄を見つくす前に死ねたのだから少女は幸せだったのではないだろうか。 高橋氏は、“顔”を話題にした作品をよく描かれる。「人間は顔じゃない」とよく言われるが、人は表面の造形しか見れないのであるから、やはり醜いよりは美しいほうが惹かれるのだろう…
2011/07/14
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