幻獣少年キマイラ―キマイラ・吼〈1〉 (ソノラマ文庫 211)
幻獣少年キマイラ―キマイラ・吼〈1〉 (ソノラマ文庫 211) / 感想・レビュー
いおむ
既読済です。
眠たい治療家
何度目かの再読。この小説に出会ったのは、中学~高校時代だったかな。身体の中に巣喰うキマイラに翻弄される2人の美麗な少年、大鳳吼と久鬼麗一。円空拳の使い手・同級生の九十九三蔵、その師匠真壁雲斎。妖しい魅力を放つ亜室由魅。魅力的で謎に包まれたキャラクターが次々と登場。何度読んでも、夢枕獏氏の武骨で骨太の表現がたまらなく想像力をかき立てる。この小説は何度でも何歳になってもワクワクしてしまう。
2010/03/28
Tanaka9999
1982(昭和57)年発行、朝日ソノラマのソノラマ文庫。明らかに長い話の序章として書かれている。ここまでは登場人物もちょうどいいぐらいの人数かな。でも、この巻で区切りという感じはまったくしない。ところで主人公って美少年(ハンサム)という設定なんですよね。主人公が特別であることを強調するために美貌の特徴を持たせる物語が多いと思うけど、この話の場合、何か意味のある特徴なのだろうか。この状態だと特に必要性のない特徴のような。
2022/05/16
聡美
面白かった!本当に、面白かった。久鬼も、大鳳も、由魅も、美形なのがいい。この続きを読んでみたい。
2014/01/05
かず吉。
約20年前に読んでいた本。幻獣と人。同じ体に住んでいる全く異質なモノ。そんな不安定な状況におかれた二人の少年とその周りの人達の物語。主人公の強くなりたい!という気持ちやちょっと強くなって強気になりすぎてしまう辺りを心配しつつ読みました。登場人物たちが個性的で、それぞれが魅力的でいいなぁ。内容、ほとんど覚えていないので初読のような感じです。【図】
2012/10/07
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