キマイラ餓狼変 (ソノラマ文庫 52-C)
キマイラ餓狼変 (ソノラマ文庫 52-C) / 感想・レビュー
Tanaka9999
1983(昭和58)年発行、朝日ソノラマのソノラマ文庫。シリーズ3作目のはず。九十九三蔵が出ずっぱりの回。1作目を読んだ時とはまた違う感じである。大鳳が単独主人公になると思っていたんだが。九十九はいい感じの男なんだが、狂言回し的役割とちゃうの、という思いも若干はある。
2022/07/19
眠たい治療家
いよいよ本格的にキマイラの謎に向けて、それぞれのキャラクターが動き出す。キマイラ化はチャクラ『八位の外法』に関係すると、雲斎は旧友の仙人・猩猩へ会いに台湾へ。そこで第三のキマイラ・巫炎と出会う。不死身のフリードリッヒ・ボックは大鳳を探しに日本へ。敗北を知った九十九、恐怖を知った龍王院。別れを告げた大鳳。そしてついに九十九と龍王院との対決。餓狼達が動き出す。本シリーズはすべての主要登場人物にスポットが当てられ魅力が引き出される。また、人間関係が複雑に絡む中で、それぞれ「個」の在り方・生き方が興味を惹く。
2010/04/10
ちゃこ
キマイラシリーズ3作目。 雲斎はキマイラの謎を解くために台湾へ渡り、キマイラ化した男・巫炎を見ることになる。その頃、日本には謎の外人・ボックが大鳳を探して円空山に現れる。九十九は深雪への気持ちと自分より強い者達が次々と現れたことで人身共にスランプに。 やっとストーリーが動き出し面白くなってきました。1冊2時間くらいで読める手軽さも嬉しい。
2013/08/24
いおむ
既読済です。
2018/04/02
マスオ
再読。私は乱造シリーズから獏ちゃんに入ったのでした。
2015/04/10
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